2012北海道旅行-1

というわけで旅行日記ですが、はてなの都合で4月1日付けの記事をup済みだったため1日遅れ日付での更新です。ついでに言うと、行きは陸路を取ったため、初日1日は北海道入りせず青森プチ観光止まりだったりします。細かいことは気にしない!ええと、できるだけサクサク行きたいと思いますが初日で既に長文気味です。ど、どうすれば。

東北新幹線はやぶさ

東北新幹線はやぶさタンに乗るため、無駄に午前中から出発。遅刻防止のため完徹のまま家を出ました。写真撮りたかったんだけど、撮り鉄の皆さんは勿論、一般客もお子様の記念写真撮影とかに夢中。「写真撮影されてる方下がってくださいー」とアナウンスがバシバシ流れ、ちょっと雰囲気にのまれて参加できず。でもE5系、乗り心地も快適で満足っす。座席は大宮辺りで結構埋まってたけど、2列シートの隣席不在でゆったりさん。山脈の連なるさまに「あーほんとに山で日本海側と分かれてるんだぁ、地図と一緒だぁ」とか本末転倒なことを思った次第。いや、実際に目にしないとなかなか実感できないもんで。山脈って綺麗だよなぁ。
残雪が見えてきたなぁとか思っていたら、青森に入った辺りからあからさまに雪が。みるみる増えていく降雪量。雪国だー!残雪も「あー雪捨て場ってこれかー」みたいな、メートル単位で積まれた雪の残骸だったりして雪国仕様です。というわけで、新青森着。そのまま青森駅に出て、夜までここで自由時間です。


青森駅周辺プチ観光

  • のっけ丼


青森駅で荷物をコインロッカーに預け、まずはお昼でしょー。と向かったのは「のっけ丼」。詳しくはリンク先を見てもらうとして、ええとね、ゴハンを入れたどんぶり持って、市場を歩き回って具材を選んでのっけてもらえるのー。のっけ丼用に、100円とか150円とかの少量販売がされてます。
「おすすめは何ですかー」と聞き歩いてはのっけてもらってたんだけども、名前を忘れた・・・なんだっけなー、写真だとウニの手前にあるやつ。皆さんオススメの青森特産です。ちなみに、魚関係ないけど「ねぶた漬け」も地元の方のお勧め品らしいです。どっちも酒肴によさそうだ〜。一応マグロも乗っけとくかー、と軽い気持ちで頼んだら、この大きさで100円っすよ。たらふく食べて、早速おなかいっぱいになったところで駅前プチ観光へ。


青函連絡船ですよ。すごいなぁ。メモリアルシップとして中に入れます。結構広くて、上から下まで、ちょっと込み入った順序で進んでいくことになります。いいなぁ、こんなの横浜あたりにあったら大人気なのに〜とか余計なことを思いつつ、平日昼間、ほぼ貸切状態で中へ。
中で資料映像を上映してたんだけども、これがまた素晴らしくよくできてて一人で見入ってしまいました。NHKは仕事できる子だな!展示物も充実してたし見応えあります。惜しむらくはですね、甲板に出れなかったのですよ〜。積雪のため危険防止なんだって・・・4月だから大丈夫だと思ったのにー。しかし操縦室から甲板眺めると「うむ、これはしょうがないな!」と納得してしまうあたり、恐るべし雪国。

で、操縦室から経路に沿ってエレベーターで降りるとそこは・・・。私、スゲー感動したんだけど、書いちゃったらネタバレ的になっちゃうかしら。どうしよう。ええと、で、電車がいます!すっげー!
ネタバレついでに写真もちょこっと晒してみてもいいかしら。人が居ないのいいことに撮っちゃったんだけどよかったのかしら。お、怒られたら下げます!いやでも、空気感が凄いというか、「うわーすごいとこ入らせてもらっちゃったー」みたいな気分でドキドキでした。すごいよ!行ける機会があったら見に行ったほうがいいよ!あと受け付けのお姉さんが青森弁で可愛かったです!(超詳しいレポはコチラ様を参照。いいなぁ展望台・・・)

  • Aファクトリー


八甲田丸に満足したあとは、駅の方にちょこっと戻ってAファクトリーに。あ、どっちも駅からすぐ見える範囲の距離です。ベイブリッジを背景に、かっちょいい外観の中には、青森産直の物産と地元飲食店が入ってます。駅近にこういうのがあるっていいよね。地方からの観光客は勿論だけど、地元というか近郊からちょこっと寄ってみた〜みたいな人も多いみたいです。青森の名店が色々入ってるし建物かっちょいいし立地よくて景色いいし、近場にこんなんあったらそりゃ行くよなぁ。いいなぁ。




しかーし、目玉のシードル工場&試飲コーナーが、2Fのカフェで貸切で何かやってるため?に本日休止中。えぇー遠方観光客ないがしろ〜。物販は色々充実しててシードルやジュースも売ってましたが、これから北海道行くんで瓶を持ち歩くのはちょっと・・・試飲したかったなー。とか言いつつ余計な買い物をしている私。よりによって重い缶モノとか買いました!だってー美味しそう&気になるパッケージなんだものー。うん、ほぼ見た目のインパクトで買わずにはいられなかったんだけど、こう見えて?「金のねぶた」はモンドセレクション金賞受賞なんだぜ!お茶も勿論したぜ!SkipEgg弘前のお店なんだな〜、濃厚卵で美味しかったです。他にも色々美味しそうなものがいっぱいありました。


このあとベイサイド周りとか街中をちょこっと回ろうかなー、ベイブリッジ下にある海の上の歩道(ラブリッジっていうらしいよ!そのネーミングはどうかと思うよ!)を歩きたいなー。とか思っていたのですが、軽く降り出していた雪がAファクトリーにいる間にどんどん吹雪いていくさまにビビり、早々に温泉に向かうことに。ねぶたの家ワ・ラッセは中に入らず素通りしてしまいましたが、外からもチラっとねぶたが見えたりします。でもやっぱ、祭りで動いてるとこ見たいよな、ねぶた。


  • 青森まちなかおんせん


仮眠を取っておこうと思って駅徒歩圏のココを選んだのですが、休憩所はあったものの、横になって寝られる場所はありませんでした。むむぅ。なので、喫煙所で休憩中だった館内店舗のスタッフのお兄ちゃんに「お泊りのお客さんですか?」と声をかけてもらったのをいいことに、無駄話で時間を潰すことに。やっぱこの辺は車移動がメインなんですかねー?という話に「電車よりバスですねー。バスだと30分に1本来るんで…(笑)」って話が印象的でした。
温泉は、子供用の浅い湯船だけが源泉かけ流し、あとは循環ってことでそう期待してなかったんだけども、思ってたより良かったです。浅い湯船も半身浴っぽくダラダラ漬かるのにいいし、結構広かったし。内湯には、鉱石から山形の温泉湯を再現した湯船とかもあったよ〜。それよりも問題は、地元ババA・・・常連勢による洗い場の場所取りだな!施設側も張り紙したりアナウンス流したりして対策はしてるけど、アレは本気でどうにかした方がいいと思うわ。私は洗い場2週して「荷物どけていいんだよねー」とか喧嘩上等モードに入りかけたところで、親切な人に「ここ使って〜」と席を譲ってもらいました。親切な人ありがとう!
あと、湯場の壁面に手書き風の観光マップが書かれてあったんだけども、今まで見た中で一番詳しくて面白い案内図でした。男湯の方にもあるかな?早朝着での時間つぶしに、ひとっぷろ浴びて観光案内見ると、いい旅になると思います。


■ 急行はまなす










軽くこなした筈の1日目から長文になりましたが、実はここからがこの日のメインイベントなのです。この席を取るために知り合いの鉄ちゃんに相談した挙句チケット取ってもらったりと色々あったのですが、鉄関係の話はなるべく省きたいと思います。しかし自慢せずにはいられないこの気持ち。
窓小さいし夜だし、外あんまり見えないかなーと思ってたんだけど、意外なほどに見えるー!しかもなんか色々近いー!トンネルに入ってからは「あーいま海の底〜」とか思いながら横になってたんだけども、「お〜海越えたなぁ」とか窓の外を見てるうちに、室蘭辺りから車窓越しに深藍色と薄墨色が混じってきて。よ、夜明けだー!もうね、車窓かぶりつき。写真がどうにも上手く撮れずに諦めましたが、夜が明けてくる海辺の町、すんごい綺麗。













というわけで、素敵な幕開けになりました。北海道旅行、ここから始まりです(笑)