回顧主義に非ず。

久々にゆっくり巡回とかしてみるべーとか、ぽちぽちと旧知の巡回先にお邪魔しては過去ログを漁ってみたりしているのですが(1箇所の滞留時間が無駄に長い)、アレだね、やっぱ好きで見ていたサイトさんやらブログさんは、読んでると「うんうんそーだよねー」とか、なんつーかこう、ココロの琴線に触れるものが多くてやっぱ面白いです。何がどう面白いって、それはちょっとしたセンテンスだったり、モノの見方だったり、ツボにはまるクリッピングだったりするのだけれども、あと書き手さんの文体っつーかリズムとかが心地よかったりね。見てたから面白いっつーより、だから見てるんだよなあとか改めて思ったりしましたです。

このところ、おばちゃんモードが多発していて何なんですが、いや、WEB上の時間の進み方って早いよねーとか言うのを通り越して、なんかもう、ひと時代終わったんだなーとかいう気がします。ここ数年のサイトからブログの流れって。WEB論なんかは多分、アチコチで頭の良い皆さんが語りつくされているだろうけれども(ごめんよく知らない)、なんか個人的にしみじみ感じるものがありますよ。一般世間的に言うと、70年代、80年代あたりの『明確なブーム』があった時期を通り越し、バブルもはじけて、情報も好みも細分化され、昔に比べて便利にもなったし最近の若者ってみんななんかコジャレてるよねーみたいな、『それはそれでいーんだけど、なんかぱっとしないよねー』(←今ここ)という一連の世相の流れを数年でやっちゃったー、っていう。そんな感じ。

それでいうと、侍魂とかの時代が70年代とかにあたるんですかね。私がサイトを始めた当初って、そういう『いわゆる大手サイト』さんがもう沈静化してきた頃でしたが、それでもTOPページを設けた旧態依然としたつくりのサイト(うちだようち)とかがまだ多かったのかな。サイトのTOPページに日記をもってくるっつー形式が流行ってる最中で、というとやっぱろじぱらとかが象徴的なんだけども、その辺の流れが80年代ぽい雰囲気がする。で、TOP日記からブログへの移行と新規ユーザーの急激増加、あたりから、ブログ本の多発とか、あー、やっぱ電車男っすかね?あれってバブルっぽいよね。んでまぁ、今はなんか色々はじけちゃったあとの落ち着きっぽい感じがするの。それは、WEB世相においての落ち着きというだけでなく、その片隅で時代を生きて来た渦中の人としての、年を重ねたことによる落ち着きもあるのかもしれませんが。

ものすごい余談なんだけど、リアル世間な流れを私が考察するに、90年代以降のカラーっていまいちハッキリしないっつーか、90年代と2000年代の境目ってナニ?とか思ったりするんですが、それは私がおばちゃんだから区別つかないだけなんですかね?ほら、70年代とか80年代とかってカラーがはっきりしてるっつーか、ファッションで言うと「80年代のおねーちゃんの眉毛は太かったらしい」とか、そゆのがあるじゃないですか。今って、例えば倖田來未の流行すたり(例です他意はないです)とかみたいな細かい流行はあっても、年代で掴めるような『コレ』というものがない状態が続いてる気がするんですが、それは今の20歳前後の人とか、一時代をギャルとして生きてきたよーな人とかから見ても、そーゆー感じなんかなぁ、とか。70年代、80年代が特殊だったつったらそれまでなんですけどね。

まーおばちゃん的にはですね、年とると大事なものって少なくてもええんよ。とか、ごめん、関西弁がいまいちうまく書けない(どうでもいい)。自分的な結論っつーかROM姿勢は冒頭に書いたとおりなので、別に世俗の流れと関係ないっちゃ関係ないんだけれども。見る側の意見かよ。それよりですね、☆ファミコンギター☆(音出してね)ですよ。聴いた?もう聴いた?あまりのかっこよさに巡回途中で更新しに戻ってきたんだよー。今も手動エンドレスで聴いてますけど、すげぇぇぇ、この人すげぇぇぇ。ファミコン何それ世代が聞いてもカッコイイと思うとおもいます。ファミコン世代は、えーと、マジ必聴っておれはおまえのパパじゃないさんが言ってた。ていうかココに匹敵する紹介文が書けないので紹介されておいてください。あと、ファミコンギターさんの方のブログ中で期間限定お蔵出しもされているので要チェック。そんな更新。更新姿勢も変わりはないとおもいます。