知的風。

ものごっつー唐突なんですが、ちょっとね、今、『アルプスのハイジ』のヤギのユキちゃんが日本名な件について調べてたんですけどね。いや、なんでそんなこと調べてたのかは深く追求しないでもいいんですよ、問題はユキちゃんですよ。

なんか前に聞いたことあったんだよなー、原作原文から日本名なワケじゃなくて、たしかその地方の『雪を表す単語な名前』だったんだよなー、とか思って調べてたんですよ。英語でいうと『snow』ちゃん、とか。んで、色々検索したんですが、どーやら原文では『Schneehoeppli』と表記されているそうです。はッ、何語か控えとくの忘れたッ。ちなみに英訳すると『(little) Snow flake』、ちっちゃい雪片、てなとこでしょーか。littleが括弧書きになってるのは、原文語尾の『li』っつーのが『“小っちゃくて、かわいい”を意味するスイス地方の縮小語尾 li が付いたものです』、とのことです。ごめん、どっから引用してきたのか見失った。ハイジファンサイトかどっかの掲示板で『ヤギにつけられた名前は興味深いですね』とかいう知的な会話が繰り広げられていましたよ。WEBな世界って広いなぁ。(別世界)

実際のとこ、『アルプスの少女ハイジ』って、その物語に出会う時期の子供(日本人)にとっては、登場人物の名前がいちいちインパクトあるじゃん。ロッテンマイヤー女史とかさ。ハイジもアーデルハイドとか呼ばれてるしさ。白パン美味しそうだしさ。それは違う。ロッテンマイヤーさんにおいては『女史』っつー単語も結構インパクトある気がします。それはおいといて、なんかそういうのって、ちょっと大人になって色々判ってくると、トリビア的に面白かったりします。あードイツ語ってそーいう響きなんだなぁみたいなとこから、アーデルハイトは洗礼名(詳しくはおかーさんの洗礼名らしいと今知った)だとか。ペーターが羊の世話してるっつーのは『羊飼いっつーのは貧しい職業の象徴』みたいなことを聞いたこともあったんだけどコレは裏とってないよ。あでも聖書関連でもそうか、羊飼い。

その昔、はじめて海外行ったとき、『語学とか地理とか歴史を覚えたかったら、外国に実際行けばいーんだなー』と実感しました。住んで学べとかそーいうことではなく、パック観光旅行でも、その地に行けば興味を持てるとか、知らないことに対面できるという意味で。これっぽっちも知らない国の名前や、自分が実際使わないであろう言葉をただ暗記する気はおきなくても、自分が行った場所なら自分のこととして考えられる。実際目にするものについての情報は興味が沸くし、言葉はより細かに通じた方が面白い。不思議に思ったことが判るのは楽しいし、知ることで面白みは増したり深まったりする。知識や教養って、本来そういうものだろうなと思ったりもします。

って、そんな小ギレイな話がしたかったワケではなくてですねー。コレですよコレ。検索中にみつけた、『Love Bad Attitude』さんの『世界名作劇場比較考』。検索しまくってたときに見つけたんですけれども、あらすじの細かさに思わず読みふけってしまったんですが、オチが。『if 〜もしも「アルプスの少女ハイジ」が実写版で放送されたら〜』の配役と役者プロフィールにやられた。えー、今回の更新で伝えたいことは以上です。