おともだち。

先日、リアル知人と話をしていて『メールのやりとりやチャットを数回しただけのヒトを「友人」と呼べるか』という話が出た。先に言うと、私も知人も基本的に『友人』という呼び名を気軽に使えないヒトなので、「でも何度か文字のやりとりしただけでさっき会ったばかりのヒトを『友人』と紹介するヒトがいたんだよ」「まじでー」という方向での話だったんですが。

私は、「WEB上の文面その他でしか知らないけど、このヒト好きだー」と思うことは多々あるので、『メールやチャットを数回しただけ』で、『お互いに好意を持つ』というコトについては、充分にありえることだと思ってます。むしろ、『好意を持ち易い・持たれたと思い易い』のではないか。その方が問題っつーか、誤り易い部分ではないのかと思います。

で、ココから先は、WEB上とかリアルとか関係ない話なんですが。私は、「好意を持ったヒト=友人」という認識はしていません。好意を持っていても距離感があると思っていたり、好意を持っているからこそ距離を詰めるのに注意を払う場合もある。で、「友人」が大切で「知人」はどーでもいいかというとそうではなく、「知人」の中に大切なヒトもいるし、「知人」という距離感が大切なときもある。

まあ、便宜上「友達〜」とか言う方が便利な場合もあったりするワケで、別にどーでもいいというか、私自身は「あーこのヒトはそういう風に『友人』というコトバを使うヒトなんだなー」と思うだけなんですけどね。それより私がツッコミたいのは『メル友になりませんか』というヤツだ。なんだそれ。友達だからメールする、もしくはメールを交わしていったりその他の方法で親睦を深めた結果『友人』になるんじゃないのか。屁理屈っぽいですか。とりあえず私はコレ、言われた時点で「お友達になれなさそーな予感」がします。