行く年。

気がつけば年の瀬を迎えておりまして、いやー早いねーって更新しなさすぎですかすいません。この辺で一年を振り返るをやるところですが、なんかもう後半の引越し騒動でもってかれてしまった感が。いやでも計画通りっつーか予想通りっつーか、『動く年』になったよねーって感じですかね、なにかと。何気に年の初めから「動くー動くー」とか言ってたのな、私。

せっかくなので(?)住居購入話とか。ええとですね、元々私は『まとまった金があったら買っちゃうよ派』っつーか、購入欲はある人だったんですよ。それも、「一生住む場所が欲しいの!安定したいの!」っつーよりは、購入への意識の敷居が低いっつーの?「買えるなら買った方がよくね?買ったらどうにかなるんじゃね?」みたいな。その『まとまった金』が無かったっつーだけの話で。今回も別に『コツコツ積み立てていた貯金が溜まったのー』とかいうワケではなく(そんなものはない)、たまたまここ数年親が、生前贈与が云々とか言い出したりしていたもんで、じゃーそれって『まとまった金』じゃね?っつーことで、『購入』という選択肢が出来たに過ぎないのですが。

そうは言っても、さすがにね、買うとなったら色々考えたのですよ、それでも。得はしないと思ってるけど、どんだけ損するの私ー、とか。『同じ金額払うなら賃貸より購入の方が得』とかいう説もあるけど、あれはウソだと思うの。諸経費や維持費や資産価値をトータルで考えても、得する可能性と損する可能性は等分くらいだとおもう。しかも損する時は大損するぜ!みたいな。んでまあ、その辺を細かく書くと3ヶ月くらい長文連載するハメになるので省きますが、結局のところは、損得よりも『どっちが面白いか』ということで購入を決意しました。同じ金払うなら、まとまった金動かした方が面白くね?みたいな。あれっすよ、人生所詮博打っすよ。

でまあ、購入自体は順調に話は進んだのですが、お引越しがまたね、ほら、私ってばいい年してちゃんとした引越しっつーのが人生初体験だったからさー。「どうしたらいいのー?のー?」とかパニクりながら、とりあえず捨てるものはバシバシと捨てに入ったんだけども、いやもうね、「絶対部屋ひとつ分の荷物は捨てたのに・・・」ってくらい捨てたんだけど、恐ろしいね、よくこれだけのモノがワンルームに入ってるよね。と、その後の荷造りの際にも実感しましたですよ。まー10数年住んでたからねー、溜まるよねー、っていうのもあるんだけれども。捨てるもの選別とか荷造りしながら、「むむぅ、これは10年前のバイト時代に○○社を辞めるときの送別に××さんから貰ったソープセットが入ってたバスケット〜(その後ハンカチ入れ等に使用)」とか、無駄にモノの歴史をいちいち覚えている自分にビックリ、とか。

引越しといえば余談なんだけども、漫画は極力買わない主義(買うと果てしなく増えそうだから)の私が唯一買い揃えているコミックがよりによって『HUNTER×HUNTER』だったりするのですが、これはもう引越しを機会に売り払うべきだろうか、とか決意を固め始めた頃に連載再開とか言われて、えええーそれは売らずに集め続けていいってことなのかしらーそれとも今が売り時なのかしらーでもなんかホントに連載してるらしいしー(本誌は読まないで単行本買派です)。とか、無駄に苦悩の種が増やされた挙句に結局温存して新居に持ってきてみれば休載再開って、もう私に嫌がらせするためにちょっと再開してみたとしか思えないのですがー!がー!

まーそんなことはどうでもよくてですね、そんな感じで「無事にできるのかなー」とビビりまくっていたお引越しも無事に終えることができ、っていうか、お手伝いに着てくれた面々が超優秀で、「スゲー!スゲー!」とか思っている間にあらゆることがみるみる片付いていって「ひとりじゃないってステキ・・・」とかおもいました。つーかお手伝い頼んだのがネット繋がりなおともだちな辺り。引越しオフ万歳。そんな形で引き合わせてすいません。

もうね、ネット回線も無線LAN設定までお任せでやってもらうわ、テレビも「位置はここでいいの?ここだとネットしながら見れなくね?実況とか」「しないから」とかいう配慮の元に配線してもらうわ、飲み物買出しを頼めばわざわざタリーズまでホットコーヒーを調達してきてくれるわ、なんかもうスゲー、みんな完璧すぎるぅー!おとなー!とおもいました。こういう日常生活スキルが高い人ってオトナだとおもうのよー。

んなワケで、もうなんか個人情報どころじゃないおつきあいが展開されていたりもするわけですけれども。もーええやん、みんなウチ遊びにくればいいやん。5周年とかウチで何かオフとかすればいーじゃない。とか、何その距離感。みたいな。いや、一応ね、頼んでおいて傲慢なモノいいかもしれませんが、引越し手伝い頼むような相手は、今後も末永くお付き合いしたい相手なわけですよ。そういう人達に恵まれたってことは、細々と長くやってきた意味のひとつでもあるのだろーなーと思う次第。時間ってやっぱり意味があるとおもうの。

ちうことで、ええと、周年が6月末というハンパな季節なためにおざなりになりがちなのですが、12月末でfunifuniは4.5歳です。育ったのか?そうなのか?なんか平気で半年絶食して動きが無いウチのペットと同じようなイキモノになってる気がしなくもないのですがー。動いたり動かなかったりしてますが、とりあえず生きてます、意外と本人は元気です。ときどき観察してみてくれるといいとおもう。そんな感じで、来年も宜しくおねがいします。