話のつづき。

お久しぶりです。とか書いてる間に毎回ぐだぐだになって終わってしまうので、今日はちゃんとお話をするよ。えーと、何の話だったっけ。2ヶ月以上ぶりに現れてロクな前ぶりなしで話を続けようっつーのも何ですが。PCはまだ放置中ですinネットカフェ。

えーと、そう、借力の話がしたかったんだよー。まだ言ってんのかって話ですけど、いやね、バカ地図が書籍化までされて超有名なのは置いといて、日記がすげー面白いんですけどってことをみんな気づいてるのだろーか。と、ここで細々と訴えたかったんですが、そんな話をしよーと思ってた矢先に『日記が書籍化決定』みたいな報告をされていて。なんか今アーガイブ飛んでて確認できないんだけど確か書かれてたと思うの、5月頃に(遠い記憶)。でまぁ、なんだよ世間はとっくに日記の面白さなんて知ってたのに気づいてなかったのはオレだけかよ気分に浸りつつも、スゲェと思ったからには書かずにいるのもキモチワルイので2ヶ月たって改めて書いてみました。それだけのことを2ヶ月あたためていた私がキモいとかそーゆー部分はスルーしてくれるといいと思います。

んで、過去日記をざくざく読んでた頃に漠然と考えてた話。たぶんすげー過去な日記にチロチロと登場してた話にリンクする話だと思うんですが、引っかかったコトバを覚えてないやごめん。なんかすげーいいキーワードだったんだけどなー。ええと、バカ地図に絡めた話っつーか、脳内で描かれた地図を視覚化することについて、なんだけども。

話が飛ぶようで繋がってんだけども、私はDavid Hockney(デビット-ホックニー)というアーティストのフォトコラージュが好きだったんですよ。こんなの。好きっていうか、高校生時代に美術展のパンフかなんかで作品を見て、ガーンとかショックを受けて展覧会を観に行ったのが結構強烈だったのですが。ええとね、『Pearblossom Highway』なんかが例に取り易いかと思うので、『イメージを最大化』して見ながら聞いて頂きたいのですが、複数の写真を繋ぎ合わせて1枚絵にした作品なんです。なんつーんだろう、脳内イメージの視覚化なんだよ。脳内イメージっつーか、『視覚を通して脳内で結ばれる画像』の視覚化、だな。海岸へ続く道の風景であれば(これ、車の運転席から見た風景だったハズ)、脳内で結ばれる画像は、写真に収めた時のような隅々までピントの合った風景ではないワケで。道路標識を意識してハッキリ見ていたり、空と海の境界は互いを写す曖昧な色だったり。人物像であれば、脳内では正面から見た1枚絵として認識されるのではなく、印象的な部位はハッキリと、そうでない部分は曖昧に捉えていたり、少しズレた角度から見たカタチを記憶していたり。そんな、視覚を通して脳内で結ばれて認識された状態の『画像』を、複数の写真でコラージュすることによって、1枚絵として画像を結び直すという作品なワケです、たぶん。少なくとも私はそう解釈してショックを受けた。もしかして、どっかでもっとすげー判り易い解説が通説として出回ってるかも知れんが、ええと、興味があるヒトは調べてみてねー(無責任)。

で、バカ地図に話が戻るワケですよ。脳内画像の視覚化。ヒトの意識を通して描かれた画像の視覚化っつーか。えーと、話を戻そうとして、どう繋がるのかわかんなくなってきた自分がいたりするんですが、「面白いよねー」とかで終わらしたらダメですかー。や、たぶん、感じたことをつきつめると「面白いよねー」辺りにつきるんじゃないかという気もするんだけど。頭が悪いまとめですいません。バカ地図はアレだな、『複数の、しかもバカ』に拠るところがスバラシイんじゃないかとおもいます。